海コン運転手はやめとけ?それでも僕が続ける理由とおすすめする理由

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【現役ドライバーが語る】海コンって実際どう?メリット・デメリット全部話す!

こんにちは。最近どんよりとした天気が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

僕はというと、トラックが少しでも汚れているのが嫌で、天気を見ながら洗車→雨→洗車→雨…を繰り返している今日この頃です。正直、めちゃくちゃ嫌な季節ですね(笑)。

さて、昨今のドライバー不足は物流業界全体の課題となっていますが、僕が乗っている「海上コンテナ(海コン)」も例外ではありません。特に若い世代のドライバーがなかなか入ってこないのが現状です。

今回は、そんな海コンドライバーの世界について、「どんな仕事をするの?」「海コンって実際どうなの?」という疑問にお答えする形で、メリット・デメリットをまとめてみました。少しでも「やってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです!


海上コンテナドライバーとは?

輸出入に使われるコンテナを、専用のシャーシに載せて運ぶ仕事です。主に、

  • 輸入貨物をコンテナヤードからお客様のもとへ配送
  • 輸出貨物をお客様からコンテナヤードへ運搬
    という流れがメインになります。

細かい業務内容は他にもありますが、基本はこのような輸送を担っています。


年収はどのくらい?

会社によって差はありますが、おおよそ400万円〜500万円ほど。中には600万円以上の年収を得ているドライバーもいます。

ちなみに、2024年の日本の平均年収は約426万円とのこと。平均よりはやや高めの水準と言えるでしょう。


1日の仕事の流れ

僕の1日の例をご紹介します。

  1. 朝、1件目の配達へ向かう
  2. 配達後、空コンテナまたは貨物入りコンテナをヤードへ戻す
  3. コンテナヤードで2件目の荷物を積み込み配達
  4. 再度ヤードへ戻す
  5. 翌日配達分のコンテナを積みに行き終了

日によって違いはありますが、ざっくりこんな流れで動いています。


海コンドライバーのメリット

1. 人間関係のストレスがほぼない

基本的に仕事中は1人なので、上司や同僚との煩わしい人間関係はほとんどありません。挨拶程度のやり取りはありますが、大体は「おつかれさまです〜」程度で済みます。人付き合いが苦手な人にも向いています。

2. 荷物の積み下ろしなし

他のドライバー職と違い、荷物の積み下ろしは配達先の方が行ってくれることがほとんど。ドライバーはその間待機です。真夏でも「暑いからエンジンかけといていいよ」なんて言ってくれる“神”のような現場もあります(笑)。

3. 運転技術が向上する

大型車両を扱うため、常に周囲を意識した運転が求められます。自然と危険予測や判断力が鍛えられ、一般車でも“譲り合いのプロ”のような運転ができるようになります。

4. 道に詳しくなる

日々いろいろなルートを走るので、自然と道路に詳しくなります。ただし、大型車で通れるルートに限られるため、たまに家族とのドライブで失敗することも(笑)。


海コンドライバーのデメリット

1. 拘束時間が長い

会社にもよりますが、僕の場合は1日12〜14時間ほど拘束されることが多いです。ただし、その中には荷下ろしやヤードでの待機時間も含まれており、実働時間はもう少し短めです。

2. 体力が落ちやすい

運転がメインの仕事なので、体を動かす機会が減り、筋力も低下しがちです。冷暖房完備の車内で快適に過ごす分、暑さ寒さへの耐性も落ちる傾向にあります。実際、夏に遊びに出かけたら熱中症になったこともありました(涙)。


まとめ

海上コンテナドライバーは、積み下ろしがなく身体的負担が少ないため、年齢を重ねても続けやすい仕事です。一方で、拘束時間の長さや運動不足による体力低下といったデメリットも存在します。

ただ、運転が好きな人にとっては天職とも言える仕事ですし、人間関係のストレスが少ない分、精神的にかなり楽です。未経験からでも始めやすく、まず海コンで経験を積んでから、他の輸送分野に進むのもおすすめです。

この記事を読んで、「ちょっとやってみようかな」と思ってもらえたなら嬉しいです!

海コン、最高!

おしまいっ!


本記事は、個人の体験をもとにした内容です。働く会社や地域によって条件は異なりますので、実際に応募する際は、募集要項をよくご確認ください。

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