釣りライセンス制度で海をもっときれいに?日本の取り組みを考えてみた

環境

はじめに

釣りが大好きな皆さん、海で釣りをしているときに「あれ、なんかゴミが多いな」と感じたことはありませんか?

実は今、世界中の海でプラスチックごみの問題が深刻になっています。

そんな中で、日本にも「釣りにもライセンス制度があったらいいのでは?」という話が釣り好きの間で話題になっています。この二つ、実は意外な関係があるんです。

今の釣り場、どんな感じ?

釣り人、実はすごく多いんです

日本で釣りを楽しんでいる人って、なんと約510万人もいるんです。週末の釣り場を見てると、確かに賑やかですよね。でも、人が多くなると困ったことも起きてしまいます。

海のプラスチック問題って?

この写真は先日、魚釣りに行った時に撮ったものですが、いつ行ってもゴミがない事はなく、必ずあります。私たちの海には、毎年たくさんのプラスチックごみが流れ込んでいるんです。

このままでは、2050年にはゴミの量が魚の量を超える言われており、深刻な問題になっています

日本周辺だけでも年間2〜6万トンという数字が出ています。釣りをしていると時々プラスチック片が釣れちゃうこともありませんか?

その中には私たち釣り人が関係しているものもあります

  • うっかり切れてしまった釣り糸
  • 風で飛ばされちゃったルアーやエサ箱
  • 古い釣り具の包装
  • 根掛かりで取れなくなった仕掛け

もちろん、わざとじゃないんですけどね…

釣りライセンスって何?

どんな仕組み?

釣りライセンスっていうのは、簡単に言えば「釣りをする前に許可証をもらいましょう」という制度で、今は川や湖での釣りには遊漁券が必要ですが、海釣りにはありませんよね。

でも海外では結構当たり前なんです。

海外の釣り事情

例えば:

  • アメリカ:どの州でも釣りライセンスが必要
  • カナダ:州ごとにライセンス制度あり
  • オーストラリア:州によってライセンスが必要

面白いのは、ライセンスを取るときに「海や魚を大切にしましょう」という話も一緒に聞くということです。こういうのって大事ですよね!

ライセンス制度があると、海がきれいになる?

1. みんなで勉強する機会ができる

ライセンスを取るときに、一緒に環境のことも勉強できたらいいですよね。

こんなことを学べるかも:

  • 「あ、海のプラスチック問題ってこんなに大変なんだ」
  • 「釣り糸はこうやって処分するのが正解なのね」
  • 「ゴミは必ず持ち帰るのがマナーなんだ」

2. 海をきれいにするお金を集められる

ライセンス料を海の掃除などに使えたら素敵じゃないですか?

例えば:

  • 釣り場の清掃活動
  • 自然に分解される釣り具の開発
  • 海の様子をチェックする活動
  • 子どもたちへの環境教育

3. 「ちゃんとやろう」という気持ちが生まれる

ライセンスがあると、なんとなく「きちんとしなきゃ」という気持ちになりませんか?

こんな感じで:

  • 釣り具を放置したらダメ
  • ゴミは持ち帰る
  • 環境に良いことをした人は褒められる
  • 次回ライセンスを更新するときに活動報告

でも、ちょっと心配なことも…

心配1:釣り人の皆さんが嫌がるかも

何が問題?

  • お金がかかるのは嫌だな
  • また規制が増えるの?
  • 手続きが面倒くさそう

どう解決する?

  • 最初は試験的に一部の釣り場だけでやってみる
  • 「これだけ良いことがあります」をはっきり見せる
  • スマホで簡単に申請できるようにする

心配2:本当に効果があるの?

何が問題?

  • 海は広いから監視が難しい
  • ライセンス無しで釣る人が出てくるかも

どう解決する?

  • 最新の技術を使って管理
  • 釣り人同士で「ちゃんとやろうよ」と声をかけ合う
  • 良いことをした人にはちょっとした特典を

心配3:釣り業界への影響

何が問題?

  • 釣りをやめちゃう人が増えるかも
  • 釣り具屋さんや釣り船屋さんが困るかも

どう解決する?

  • 無理のない料金設定
  • 集めたお金を地域に還元
  • 新しい釣りの楽しみ方を提案

うまくいくためには?

1. 急がず、ゆっくりと

まずはお試しから

  • 人気の釣り場でちょっとやってみる
  • データを集めて「どうだった?」を確認

うまくいったら広げてみる

  • 成功した方法を他の場所でも試す
  • やりながら改善していく

最終的に全国で

  • みんなが納得する形で全国展開

2. みんなで力を合わせる

大切な仲間たち

  • 釣り具を作っている会社
  • 釣具屋さん
  • 釣りクラブや団体
  • 環境を守る団体
  • 市役所や県庁
  • 漁師さんたち

3. 新しい技術も使ってみる

便利な道具を活用:

  • スマホアプリでライセンス管理
  • GPSで釣り場の情報管理
  • 透明性のあるお金の管理システム

どんな良いことが起きるかな?

すぐに期待できること

  • 釣り人の皆さんが海の環境をもっと大切に思うようになる
  • 釣り場のゴミが減る
  • 釣り具をきちんと処分する人が増える

長い目で見ると

  • 海のプラスチックゴミがぐっと減る
  • ずっと続けられる釣り文化ができる
  • 海の生き物たちが元気になる

おわりに

釣りライセンス制度があれば海のプラスチック問題がすべて解決する、というわけではありませんが、みんなが意識して取り組んで工夫すれば、環境を守りながら釣りを楽しむことができます

大切なのは、「また面倒な規則ができた」ではなく、「もっと素敵な釣り場にしよう」という気持ちで取り組むことです。

「自分1人が動いたところで…」ではないんです

1人の力がすごい力になって変えていくんです!そして、釣り人も、釣り具屋さんも、環境を守る人たちも、みんなで協力していけば、きっと美しい海を子どもたちに残せますよ!

おしまいっ!


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